初夏から真冬に戻った石垣島です。
久々に暖房入れました。

さて今日は不定期ネタの釣り道具編。

昭和50〜60年代、
バスというかルアーに関する教科書的なものは
ルアー釣り大百科的な子供向けのものが数種あったが
専門的なものはほぼ皆無だった。
あったとしても田舎の本屋にあるわけもない・・・。

そんなある正月、松山の祖母の家に行ったときの事
徳島から来ていた叔父が
三越で何か買ってやろうと誘ってくれた。

「三越に釣り道具は無いよ」と内心思ったが
その場にいた従妹に妹や弟も連れだって
松山の中心街まで歩いて行った。
他の子供たちはそれぞれがオモチャなど
好きなモノを買ってもらったが
案の定、釣り以外、何の興味もない少年には
三越に欲しいものがあるわけでもなく
一人決めかねていた。

そんな様子を察してくれた優しい叔父は
三越以外でもなんでもいいから欲しいものをいいないと言ってくれたが
まさか、1万円以上する竿やリールをおねだりする訳にもいかず
それなら釣りの本でもと思い大街道の小さな本屋へ入った。
店の奥、数冊の釣りの本のコーナーがあり
そこに1冊だけ、ルアー関連、しかもバスの本があった。

意味の分からない横文字が並ぶ、白黒ページの前
最初の数ページのカラー、そこにちりばめられた
夢のような写真にすっかり心奪われた少年はその本を即買ってもらった。

そぉ、これが当時多くのバス釣り少年のバイブルとなった
則 弘祐・山田  周治 著
「ブラックバス釣りの楽しみ方」
副題 「サーフェスプラッガーのためのテクニカルスタディ」だ。
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今思えば、トップオンリーという偏りまくった教科書だったが
情報に飢えていた昭和の少年は、
毎日・毎日、ページがちぎれるまで読み込み。
「倒木の下には知恵者が沈む」などと
その一時一句を釣り場で友達と復唱したものだった。
この一冊の本がその後の釣りのスタイルを大きく変えた。

そして、勉強そっちのけで釣りばかりしていた少年はその後
購読していた1冊¥240の釣り雑誌TACKLEBOXで
たまたま見かけた
「釣りの名門、東海大学」とう記事に心惹かれ
東海大学海洋学部を受験
たまたま高校3年、3学期の期末試験で間違えて
たまたま答え合わせをしたのと同じ問題が入試にでて
たまたま合格。
そして、「一生に一度の島流しじゃー」と
たまたま卒研で選んだ西表島でのサンゴの研究
それがきっかけでダイビングにのめりこみ
いろんな弊害もあったが、現在それで飯を食っている。

人生はたまたまでも選んだ道を本気で思った時、その通りになる!
・・って、だいぶ話がそれたな^^;