It's my life! 石垣島

石垣島でのルアー&夕陽

2012年01月

今日の予報は
北風で曇り
波3mから4m
最高気温20度
最低気温17度
冬場の一番嫌なパターン
朝の気温が最高でどんどん下がる予報・・・
ドンヨリした空のもと出港
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ところが午前中の作業を終え上がると
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ピーカン!暑い!
海も凪
良い方にハズレてくれた^^
1日の作業を終え
海人たちの船を除くと
イラブチャーに
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皮を剥がれたアバサー(モザイク^^;)が
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横たわっていました。
明日も外れてくれると嬉しいんじゃが^^

今日の島は未明から
強いパイカジが吹き
最高気温も24度
久々に暖かな1日となりました。
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が・・・水温は昨日までの冷え込みで20度・・・
ジッとして観察してると芯から冷え切り
非常に寒い・・・
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この暖かな空気も、
すぐそこにまで来ている前線通過で
もうすぐカジマーイ(風回り)し
ニシカジ(北風)になる。
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レーダーの雨雲の
北は冬
南は春
空気の境目です。

今日は気持ちいいくらいの時化。
これくらい荒れると諦め付きます。
ということで今日はルアーの話。

前回ネタにしたザラ
その次に長い付き合いのプラグ
そして、もっとも傷ついてるプラグ
ZEAL GALY WITCH 3/8oz
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ベイトタックルを手に入れ、
やっとワームを使えばなんとか釣れるようになった
ある日の事、
白竜湖で出会ったヤンキー風の兄ちゃんの竿に
円錐の底を斜めに切っただけという
シンプルで黒く巨大なプラグがぶら下がっているのが
目に入った。
その見た事もない巨大ルアーに目が釘付けになる。
昔から思ったことはすぐに口にするタイプの僕は
そのヤンキー兄ちゃんに「コレ、なんちゅうルアー?」と
思いっきりタメ口で聞いた。
するとヤンキー兄ちゃんは
自慢のルアーに子供が食いついたのが
よほど嬉しかったのか
満面の笑顔で
「こりゃぁ、ズイールのゲーリーウイッチちゅうルアーで
投げて巻くだけでよぉ釣れるんじゃ」
と自慢げに語った。
しかも、ウッドのハンドメイドで国産だという。

当時の国産ルアーはほぼ100%ヘドンやラパラといった
海外の模造品ばかりで
唯一、国産で別格といえば高級ルアー
バルサ50
そんな田舎のガキンチョにとって
国産でしかもウッドでヘドンをも凌ぐ風貌のルアーが
この日本に存在することは衝撃的だった。

さっそく、次の休み、そのルアーが売っているという
広島駅前の山本漁具店(後のCAT’S)へ行ってみる。
間口が二間ほど細長い店内
入ってすぐ左手に銭湯の番台みたいにレジがあり、
後頭部から声が出てるようなオバチャンが
ワイングラスが割れそうな声で教えてくれたルアーコーナーは
その一番奥側の階段を上がったところにあるという。
人一人がやっと通れる程の狭い螺旋階段。
一段づつコツコツと音を響かせながら上りきる。

そこは・・・
まさに夢の世界。
呉では数個のルアーをジャンケンで争って買っていた
ヘドンはもちろん国産高級ルアーバルサ50も含め
あらゆるサイズとカラーがビッシリ壁一面に、
その下のガラスケースには
当時、ブームになりつつあった
ハンクルなどの見たこともない
ハンドメイドリアルミノーの数々・・・。
時間を忘れガラスに張り付き
食い入るようにしばらく眺める。
ゲーリーの事はすっかり忘れ
2階レジのオッチャンに
「こ、これ、いくらですか?」と
値札がついてないガラスケース内の
リアルミノーの値段を聞くと
そこにいた常連らしき大人の客とレジのオッチャンは
小馬鹿にしたように目を合わせ
「そりゃぁ、売りもんじゃないんよ」
と目も合わせずそっけない答え・・・。
「えっ?なんで売りもへんもん置いとん?」と
子供として素直にくらいつく
「そん中のもんは置いとるだけなんよ」
と、更に面倒くさそうに軽くあしらわれた。

この最悪な大人が
それ以降、長い長い付き合いとなる
CAT’Sの妖怪ターさんであった。
大人の最悪な態度
それを上回る魅力がその狭い空間にはあり、
その後、数度目かで白い箱に包まれた
1個¥2,200という子供にとっては
高すぎるルアーを手に入れた。

ゲイリーには当時2サイズあり
白竜湖のヤンキーが持っていたのは5/8oz
今では当たり前のサイズだが
その頃はその巨大さに二の足を踏んでしまい
3/8ozを買った。
だが、その高いルアーは
原木を削ってそのまま直塗り
当然、初めて使った時から割れた・・・
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最初は口元をプラカラーで塗っていたがすぐに無駄だと分かり
その後はそのまんま
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手に入れてから20数年数々の思い出とともに色は落ち
もはや元の色に意味は無い・・・
最近は使うと2時間ほどで原木が水を吸い
ゆぅっくり・・・沈んでいく・・・・
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だが、その絶妙な水との絡みは
不思議とよく釣れる。
その後、徐々に色も揃えた
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1軍は前4つ、前出の色がないGRYに隣のオレンジコーチ
その後ろのルミナス、そしてRH寿で。
前出のGRYとともにエースはオレンジコーチ
こいつは当たりで色剥げは殆どなく
バスの歯型も無数に残っている。
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Lリグのヒートンはもはや限界そのうち腐って落ちるな。
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真ん中のマウスカラーはハズレ
重心がずれて横倒しになる・・・
ZEALがまだ3人の零細企業だった頃の時代
広島に来た社長のカシワギ氏に文句を言ったが
「それ、当たり!」と
いたいけな少年の小遣いをむしり取っといて
一言で片づけられた。
昭和だから許された?一言だ(笑)。
しょうがないのでフックサイズを上げて鉛を巻いて
意地でも使ってやった。
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デカいバスにはやはり5/8oz。
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手前3つが初期版でエース。
数々の50アップをゲットした。
2000年代に入り、すっかりミーハー企業になり消えていった
ZEALだが、創業当初のウッドの温もりは消えない。
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